氣と気の違い/小笹貴夫

初秋の候、皆様ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。

今年は、自然災害が多く、人の力と自然の力の大きさの違いを感じます。

私達の力では、自然をコントロールすることは難しそうですが、そこから、自然の大きな力の中で、どう行動するのが最善なのかを学び、私達に出来ることは何かを見つけ出すことは出来るのでは?物事、悪いことに視点を置くのではなく、良くするには?の視点であらゆる出来事を見ていきたいです。

今月は、氣と気の違い

1940年代の日本では「氣」を使用していたようです。

「気」の起源は、第二次世界大戦後、GHQの統治となり、漢字の見直しが行われ、氣は気とし常用化され、教科書も気が採用されました。

氣と気の違いは、文字中央の「米」と「〆」(または「×(バツ)」とも)です。

 

「氣」の米は末広がりで八方に広がることを意味し、エネルギーが全身から放出される状態。

「気」の場合は、エネルギーを〆(しめる)となり、エネルギーが押さえ込まれる状態。

「気」という漢字を使うことで、エネルギーは自然と萎縮してしまいます。

 

「氣」を使うことでエネルギーが放出されているイメージができ、本来あるべきエネルギーの流れが生まれ、良かろうが悪かろうが常に全身を流れ、外に出ています。

逆に「気」は、自分の中に閉じ込めようとすると氣が淀み、調子が悪くなります。

そんなときは深呼吸でもして、体内のエネルギーを入れ替えましょう。

 

また「氣」は、波動が高いと言われています。

「気」の〆は、エネルギーを閉じる働きがあるため、良くエネルギーを循環さるには「氣」の字が良いです。

 

「氣」という漢字を使うことで、自分の内なるエネルギーを高める意識が持てます。

氣は、エネルギーを表す大切な記号とも言えます。

 

東洋医学の「氣功」と「元氣」のつながり

東洋医学・氣功と氣のつながりは、氣は生命エネルギーを意味します。

氣の流れが滞ると健康を害するとされ、鍼灸や気功、漢方などで氣のバランスを整えることが重要視されています。

 

例えば、次のような概念があります。

元氣は、生命力の源となるエネルギー。

氣功は、氣を動かし、体調を整える健康法。

 

氣の滞りは、ストレスや病気の原因になります。

気を使うと、エネルギーの流れが制限されるため、東洋医学では、氣を使う人が多いです。

「氣」と「気」の、自分に合った表記を選びましょう。

氣はエネルギーが八方に広がるイメージがあり、東洋医学やスピリチュアルの分野に繋がり、一方、気は戦後に簡略化された漢字であり、現代の標準的な表記として広く浸透しています。

氣を使う人の中には、エネルギーの流れを重視する人や、伝統を大切にする人が多いようです。

 

何はともあれ、氣を良くし、物事が前に向かう考えを持ち、全ての良きことが皆様に訪れるように精進いたします。