冬至の日 ゆず湯でポッカポカ
こんにちは。
ファミリーケア浜須賀です。
2023年12月22日、冬至ですね。
という事で、今週、ファミリーケア浜須賀では、
ご利用者様に自慢の檜風呂で「ゆず湯」を楽しんで頂いています。
冬至とは・・・
冬至は、24の節気の一つで、季節の変化を把握するために設けられています。
24の節気はおおよそ15日ごとに区切られ、その中でも冬至は、
ゆず湯に浸かったり、かぼちゃを食べたりと、
特別な儀式が行われる日を指します。
冬至の具体的な日付は毎年異なり、一定ではありません。
通常は12月21日前後に位置しますが、太陽の動きに基づいて1年を24等分するため、
日によって前後することがあります。
冬至は、北半球において太陽の位置が1年で最も低く、日照時間が最も短い日です。
この日の日照時間は、夏至(通常は6月21日前後)と比較すると大きな差があります。
例えば、北海道の根室では約6時間半、東京では約4時間40分もの時間差が生じます。
冬至の日に太陽が生まれ変わる・・
冬至は1年で最も日が短いということは、翌日から日が長くなっていくということ。
そこで、冬至を太陽が生まれ変わる日ととらえ、
古くから世界各地で冬至の祝祭が盛大に行われていました。
太陰太陽暦(いわゆる旧暦)では、冬至が暦を計算する上での起点です。
中国や日本では、冬至は太陽の力が一番弱まった日であり、
この日を境に再び力が甦ってくることから、陰が極まり再び陽にかえる日という意の
「一陽来復(いちようらいふく)」
といって、冬至を境に運が向いてくるとしています。
つまり、みんなが上昇運に転じる日なのです! \(^^)/
冬至にゆず湯に入るのは、なぜ?
冬至の日に柚子湯に入ると、風邪を引かずに冬を乗り切ることができると言われています。
「柚子(ゆず)」は「融通が利く」、「冬至」は「湯治」とかかっており、
この語呂合わせから冬至にゆず湯に入る習慣が生まれたと考えられます。
しかし、もともとは運を呼び込む前に厄払いするための禊(みそぎ)として行われていました。
昔は毎日入浴が難しかったため、一陽来復のために身を清めることが理にかなっており、
現代でも新年や重要な儀式の際に入浴する習慣が残っています。
冬が旬の柚子は香りも強く、その強い香りが邪気を寄せ付けないという信仰も根付いていました。
これは端午の節句の際に行われる菖蒲湯にも同じ考え方が見られます。
柚子が実るまでには長い時間がかかるため、
長年の努力が実を結ぶことを願う意味も含まれています。
そして、ゆず湯(柚子湯)には血行促進による冷え性の緩和や、
体温を上げて風邪予防の効果があります。
果皮に含まれるクエン酸やビタミンCによる美肌効果も期待できます。
さらに、芳香によるリラックス効果もあるため、元気に冬を迎えるためにも有益です。
冬至にかぼちゃを食べるのは、なぜ?
冬至には、「ん」のつく食べ物を摂ると「運」が呼び込まれると信じられています。
例えば、にんじん、だいこん、れんこん、うどん、ぎんなん、きんかんなど、
「ん」のつく食べ物を集めたものを「運盛り」と呼び、縁起を担いでいました。
この習慣は運気を引き寄せるだけでなく、
寒冷な冬を元気に過ごすための知恵としても重要視されています。
土用の丑の日に「う」のつくものを摂る習慣も、
夏を元気に過ごすための類似した考え方です。
かぼちゃは別名「なんきん」であり、運盛りの一環として冬至に愛される食材の一つです。
冬至は陰が極まり再び陽に戻る日であり、
その象徴として陰(北)から陽(南)への遷移が象徴されます。
このため、かぼちゃが冬至にぴったりの食材とされています。
また、かぼちゃはビタミンAやカロチンが豊富であり、
風邪や中風(脳血管疾患)の予防に効果的です。
本来、かぼちゃの旬は夏ですが、その長期保存が可能な特性から、
においても栄養補給の賢い方法とされています。
冬至の日、ゆず湯に入り、かぼちゃを食べて、
上昇運でいきましょう~~♪♪